キャリア採用社員に聞く

AIエンジニア

キャリア採用社員に聞く

近年、急速な進化を遂げているAI(人工知能)。各企業がAIを取り入れた業務効率化や製品の性能向上を目指すなか、AI技術を活用してシステムやアプリケーションの開発を行うAIエンジニアの需要はますます高まっています。自ら学ぶ姿勢を大切にして身につけてきた高度なスキルを生かし、第一線で活躍するAIエンジニアに、仕事のやりがいやSky株式会社で働く魅力について聞きました。

  • クライアント・システム開発事業部 技術部 キャリア採用社員
    大学で数理情報を学んで機械学習に興味を持ち、新卒でIT企業に就職。AI-OCRを用いた自社業務支援や建築業界向けのAI検証、社内向けAIチャットボット開発などを約6年経験。2024年、スキルアップを目指し、自社商品開発やプライム案件を多く手がけるSky株式会社に転職。

AI技術を​生かし、​もっと​社会に​貢献したい

担当している​業務の​内容を​教えてください

AIエンジニアとして、顧客の製品やシステム開発に携わっています。直近では、飲食店向けの業務支援サービスのPoC(概念実証)を実施していました。さまざまなデータを参照させながら、どう工夫すれば生成AIが魅力的な答えを出してくれるかを繰り返し検証しました。3名の小規模なチームで、私はPLを補佐する役割として仕様検討やデータの作成、実際の検証、結果報告など、一連の流れに携わりました。PLが常にサポートしてくれたので非常に心強く、業務を円滑に進められたと思います。

前職では​どういった​業務を​担当していましたか

IT企業のAIエンジニアとして、AI-OCRのモデル開発やクラウドを用いた生成AIサービスの構築などに従事していました。転職を考えるきっかけとなったのは、生成AIを用いた社内のチャットボットの開発を担当したことです。これは、Sky株式会社が内製した生成AIサービス「SKYAI」のような、全社員を対象に業務効率化を図るシステムです。アーキテクチャの設計からテストリリースをするまでの一連の流れを、ほとんど私一人で行いました。とても大変でしたが、不明点を調べて試行錯誤し、一から作り上げることにやりがいを感じました。同時に、より大きなプロダクトの開発に上流から携わり、社会に貢献したいという思いが芽生えたんです。Sky株式会社は会社の規模が大きく、AI関連の案件も多いため、お客様と一緒により良いものを作れる環境があると感じ、転職を決めました。

日々進化する​技術に、​「ALL Sky」で​挑むやりがい

転職して​最初に​携わった​業務は​何ですか?

自社商品である営業名刺管理「SKYPCE」のAI-OCRの精度向上の業務です。前職で培った技術や知見を生かし、読み取り速度を上げるための調査や分析を担当しました。SKYPCEは全社的に拡販を強化しており、社会的影響も増してきた商品なので、その価値向上に寄与できる業務は大変やりがいがあります。今後もバージョンアップを予定しているので、案件を通じて身につけたノウハウを生かし、さまざまな視点からサポートしていきたいです。

Sky株式会社で​AI技術を​磨く​魅力を​教えてください

社内コミュニケーションが非常に盛んで、それぞれが持つ技術、知識を惜しげもなく共有する企業文化のおかげで、日々学びを深められるのが素晴らしいと感じます。チーム内だけでなく、部署の垣根を越えた情報共有も活発です。例えば、生成AIの技術を共有するトークルームで「このような検証をしようと思うのですが、知見のある方はいますか?」と投げかけると、ルームメンバーの誰かが過去の事例や参考になる論文を教えてくれます。自分の質問以外の回答も、参考になるものばかりです。AI技術は海外では3か月に1回のペースで最新モデルが出るなど、日進月歩で開発が進んでおり、最新情報をキャッチアップするのが大変です。そのため、このようにみんなで協力して情報収集し、横展開し合う環境があるのはSky株式会社の強みの一つだと感じます。

また、Sky株式会社は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)主催のE資格認定プログラムを、社内研修で実施できる国内唯一の企業です(2025年9月時点)。私もAIエンジニアとしてのスキルを高めたいとプログラムを受講し、2025年8月に試験を受けました。もともとG検定は取得しており、E資格も受けたいと思っていたのですが、E資格はJDLA認定プログラムを修了しないと受験資格が得られないため受講場所や費用の都合からハードルが高く、諦めていた資格でした。それが、会社が費用負担してくれる内部研修として受けられたのは大変ありがたかったです。

職場環境に​ついて​教えてください

正直にいうと入社前は、キャリア採用という立場は孤独を感じやすいのではないかと不安もありましたが、まったくそんなことはありませんでした。入社時研修はグループ活動が多かったこともあり、同じ月に入社した同期とは今も飲みに行く仲です。最初に同期と仲良くなれたおかげで緊張がほぐれ、配属先の方々ともすぐに打ち解けることができました。また、案件を通じてコネクションを持った方と、困り事を相談し合う関係性をつくれているのもありがたいです。2人同時に専用カードをかざせば飲み物が無料になる「コミュニケーション自販機」や、お菓子を食べて休憩できる「リフレッシュエリア」などの社内環境も活用しながら、親睦を深めています。

挑戦を​後押ししてくれる​環境だから​こそ、​成長できる

入社して​感じた​Sky株式会社の​特長を​教えてください

年齢や学歴などにとらわれずに実績や努力を評価する「実力主義」を掲げており、評価制度が充実している点です。中でも私は、日常の働きぶりから社員同士で推薦し合い、給与にプラスして報酬がもらえるインセンティブ制度が気に入っています。社内研修や社内ブログへの投稿なども付与対象という、ここまで手厚い仕組みは珍しいと思います。私は入社して半年間で3回インセンティブ賞に選ばれましたが、すべて研修の受講態度を評価いただいての受賞でした。細かい部分まで見て評価してくれていることが感じられ、本当にうれしいです。

また、半期に1度開催される式典では表彰式があり、この存在が仕事のモチベーションやES(従業員満足度)につながっていると感じます。2024年下期の式典で千葉県の幕張メッセのステージに立っている受賞者の方々を見たとき、憧れを抱きました。私もユーザー案件で良い実績を残し、結果的に何らかの賞に選ばれるよう、目の前の仕事に日々励んでいきたいです。

今後の​目標や​将来像を​教えてください

引き続きAI関連の案件にアサインされつつ、「SKYPCE」の業務にも関わるといった働き方になっていきそうです。そのため、積極的にユーザー案件に参画し、仕様検討や要件定義などの上流工程に対応する力を高めるとともに、生成AIの技術も身につけて全体的なスキルアップを目指します。また、今後は会社としてさらにAIに注力し、「SKYPCE」などの自社商品にも生かしていくと聞いていますので、それらにも貢献したいです。

長期的には、AIのプロダクト開発にPMとして関わり、プロジェクトを回しながらメンバーの技術向上もサポートできるような管理職を目指したいです。実際に、数多くのプロジェクトを見ながらメンバーへの細かい技術的なアドバイスも手厚く行っている、ロールモデルとしている上司がいるのですが、最終的にはそうしたポジションになっていきたいです。多忙な状況でも動きの速いAI業界の技術を的確にキャッチアップしていて、本当に尊敬しています。

最後に、​Sky株式会社へ​応募を​考えている方に​向けて​メッセージを​お願いします

Sky株式会社には手を上げたら挑戦させてもらえ、成果を正当に評価してくれる環境が整っています。もしAI開発の経験がなくても、社内でノウハウを共有する文化や社内研修を活用してスキルを自ら身につけることで、さまざまなことにチャレンジしやすくなると思います。実際、機械学習やディープラーニングのカリキュラムをどんどん学び、第一線で活躍している新人の方もいます。

弊社の代表が「頑張る人に居心地の良い会社にしたい」と常に言っていますが、そうした会社を目指していることが制度などを通じてじかに伝わってきます。年齢を問わず頑張って実績を認められたいという方に、ぜひ応募してほしいです。

AIエンジニアに​聞く
3つの​質問

Sky株式会社で働く社員を一言で表現するとどんな人?

とにかくチーム意識の強い方が多いです!自分のチームの業務以外でも、隣のチームで困っている方のサポートや社内ブログを利用した全社への情報共有など、「ALL Sky」で会社に貢献したいという思いが感じ取れます。


働きやすさを感じるのはどんなとき?

社内ツールをはじめとしたコミュニケーションツールが充実している点です。拠点が離れていても円滑にやりとりできるのは、働きやすさに直結していると感じます。また、全社員が出社勤務のため、スピーディーに仕事が進んでいると思います。


5年後、どんな仕事をしていたいですか?

PLとして、AI案件を任される人材になりたいです。そのためにも積極的にAI技術をキャッチアップし、仕様検討や要件定義をはじめとした上流工程の経験を多く積んでいきたいです。


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