次のステージへ進むために。「SKYSEA Client View」外国語対応への道

次のステージへ進むために。「SKYSEA Client View」外国語対応への道

入社して​一番​驚いたのは​「お節介」な​企業文化

転職の​きっかけは​組織に​感じた​息苦しさ

私はSky株式会社に入社するまでに、2回転職をしています。まず新卒で入ったのは、Windowsのセキュリティソフトウェアを開発する会社でした。その会社は、社風として実績がある従来の開発手法や考え方を重視する傾向があったため、もっと新しいチャレンジができる環境に移ろうと転職を決意。2社目としてFA機器のソフトウェアを開発する会社に就職したのですが、こちらは論理的な根拠を重視する社風で、「まずはやってみよう」では提案が通らない環境でした。予定している作業以外には時間を使えないなど時間管理にも厳しく、形式を重んじる社風に息苦しさを感じるところがあったので再転職することに。もっと柔軟な考えで挑戦できる会社はないだろうかと探していたところ、Sky株式会社に転職していた元同僚から職場の雰囲気を聞き、「この会社なら」ということで入社を決意しました。

即戦力と​して​「SKYSEA Client View」の​開発に​加わる

Sky株式会社に入るまではWindowsのソフトウェア開発に携わっていたため、入社直後から即戦力として迎え入れてもらい、「SKYSEA Client View」の開発に参加。現場では新しく搭載する機能ごとにチームがつくられ、チームを管理する「機能リーダー」というポジションもありますが、当時は今と違って役職付きでのキャリア入社がなかったこともあり、私は機能の実装メンバーの一人として業務をスタートしました。

入社して何より驚いたのは、いい意味で「お節介」な人が多いことです。仕事中に手が止まっていたり、困った様子の人がいれば、すぐに周りのメンバーが声を掛けてくれます。そうやって誰かに助けられた経験があれば、自分もほかのメンバーが困っているのを見つけたら助けてあげたいと思うようになりますし、良い循環ができていると感じました。おかげで、私も会社にすぐになじむことができ、入社から2、3年後には機能リーダーを任せてもらえるようにもなりました。

「SKYSEA Client View」の​さらなる​飛躍を​目指し、​外国語対応に​挑戦

海外展開を​狙う​企業にも​不便なく​活用して​もらう​ために

現在、私がプロジェクトリーダーとして担当しているのが、「SKYSEA Client View」の外国語対応を進めるプロジェクトです。おかげさまで「SKYSEA Client View」は大企業のお客様にも導入していただける商品にまで成長しましたが、そういったお客様の中には海外に拠点を置かれていたり、海外の方が働かれている企業も少なくありません。しかし、もともと「SKYSEA Client View」は海外で利用されることを想定しておらず、日本語にしか対応していなかったため、例えば、日本語以外の言語で従業員の名前を登録しようとすると正しく表示されないなどの問題が発生していました。これでは、日々のIT資産管理やセキュリティ対策をスムーズに行えなくなる可能性があります。今後、より一層幅広いお客様に「SKYSEA Client View」を不便なくご活用いただくために、まずは英語、中国語、韓国語の3言語に対応できるよう開発を進めています。

王道の​手法が​適用できず……​仲間の​アイデアが​解決の​カギに

アプリケーションを英語表記に対応させる場合、一般的に用いられる王道的な手法があります。しかし、「SKYSEA Client View」は開発当初、外国語への対応をまったく想定していなかったこともあり、この王道の手法を適用するには多大な工数がかかってしまいます。とはいえ、あまりにも特殊な方法を採用してしまうと、今後の開発でまた苦労することになりかねません。あらゆる観点から考慮し、チーム内でさまざまな技術について調査を進めましたが、コレというものはなかなか見つかりませんでした。そんなとき、私たちが困っているのを聞きつけた他チームのメンバーたちが「こんな方法はどう?」と次々に連絡をくれました。中には、わざわざ小さなサンプルを作って提案してくれる人もいました。相談をしたわけでもないのにみんなが助けてくれるのは当社ならではの文化だと思いますし、どうすれば課題を解決できるのか、考えることを純粋に楽しむ「技術好き」が集まっている会社なんだとあらためて実感しました。

結果的に、もらったアイデアの中から「コレならいける!」という技術が見つかり、無事に英語表記対応を実現しました。私自身も根っからの技術者なので、新しい手法を使った開発はとても楽しかったです。

組織の​根幹に​あるのは​技術を​大切に​する​姿勢

リーダーに​なっても​機能​実装を​担当

一般的に、プロジェクトのリーダーという立場になると、機能の実装などはしなくなるイメージがあると思います。ですが、ICTソリューション事業部ではプロジェクトを管理する立場になっても、機能の設計や実装を担当することが多いです。これは、何か課題が発生してチームが困っているときに、リーダーが解決するスキルを持っていないと、メンバーをフォローすることができないからです。役職が上がっても一人の技術者として手を動かし、技術に触れ続けることで、ほかのメンバーと同じ目線に立ってアドバイスを送ることができます。当社では、技術のスペシャリストとしてのキャリアを築くことも、リーダーとしてのマネジメント能力を極めていくこともできますが、マネジメントに特化したリーダーにもある程度のスキルは求められます。Sky株式会社がいかに技術を大切にしているかが表れているポイントだと思います。

毎年の​バージョンアップを​支える​技術

「SKYSEA Client View」は、お客様からいただいたご要望や、世の中の環境の変化に応じて毎年バージョンアップを重ねています。既存機能の強化や改善、新機能の搭載に対応し続けられているのは、さまざまな手法を幅広く取り入れ、商品として販売できるレベルにまで落とし込む技術力の高さがあってこそだと思います。

また、「SKYSEA Client View」の開発チームでは、システム構成やコスト面などもすべて自分たちで考えています。もちろん、お客様のニーズや会社としての販売戦略など、大まかな方針が決まっていることはありますが、具体的にどのように機能を実現していくかということについては開発チームに任されています。自分たちの裁量が大きく、知恵を絞りながら開発に当たれるのは技術者として働きがいのある環境です。

きっと​なじめるはずだから​大丈夫

リーダーと​して​大切に​しているのは​「雰囲気づくり」

外国語対応のプロジェクトは影響範囲が広いため、「SKYSEA Client View」の機能ごとに一つずつ開発を進めており、膨大なソースコードから関連する箇所を探さなければいけません。また、日本語バージョンに不具合が起きないよう慎重に対応する必要もあり、非常に根気のいる作業です。チームを管理するリーダーとして、メンバーのモチベーションが下がらないように常に気に掛けるようにしています。といっても大げさなことはせず、定期的に1対1で話す時間を30分ほど設けるくらいです。仕事のことに限らず、お互いに好きなことを好きなように話しています。無理に悩みを聞き出さず、上司に相談したいと思ったときには躊躇なく話せるような雰囲気づくりを心掛けています。メンバーが楽しそうに働いていたり、活躍しているのを見るとやはりうれしいですし、リーダーとしてのやりがいを感じています。

「謙虚・素直・感謝・元気」を​モットーに

30代から40代の方だと、キャリア入社で会社やチームになじめるのか、不安を抱いている方も多いと思います。「SKYSEA Client View」の開発チームの場合、入社後はいろんなメンバーがフォローをするので、すぐになじめるはずです。技術面でも、最初は画面表示に関する機能など、わかりやすいところから担当していただき、徐々に難易度が高い業務へとシフトしていってもらいます。「SKYSEA Client View」の開発に慣れていくための土壌も整っているので、基礎的な開発スキルさえあれば心配はいりません。

その上で、Sky株式会社の社風にマッチするのは「謙虚・素直・感謝・元気」を大切にできる方だと思います。会社としても掲げているキーワードですが、これらの言葉を大切にできる方ならチームの雰囲気を良くしてくれますし、結果としてみんなが自分の力を最大限に発揮できるようになります。また、自分のスキルが未熟だったとしても、いろんな人を巻き込んで情報をかき集め、なんとかプロジェクトを推進しようとするパワーがある方なら、きっと活躍できると思います。

外国語対応のプロジェクトは、これからもしばらく続いていきます。これまでのナレッジもたまりつつあるので、今後は私以外にもリーダーを担える人が出てくるよう、メンバーの育成に力を入れていくつもりです。また、私自身としても、これまでクラウドに関する技術にはあまり触れてこなかったので、機会があれば習得に挑戦したいと思っています。40代になりますが、やっぱりいくつになっても新しいことに挑戦するのは楽しいですから。

キャリアパス

前職

メーカー系SIerで主にWindows用アプリケーションの開発を担当。新入社員やキャリア採用の社員を対象とした、C言語およびMicrosoft Foundation Classの講師も務める。

入社

2014年11月にSky株式会社に入社。当初は「SKYSEA Client View」の一機能の実装メンバーとして参画。

現在

2024年4月に技術係長に昇格し、現在は「SKYSEA Client View」の海外ローカル言語対応や管理機の英語表記対応といった、規模の大きい機能開発をまとめるリーダー業務を担う。

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