後発SIerとは言わせない。目指すはセキュリティの<プロ集団>

後発SIerとは言わせない。目指すはセキュリティの<プロ集団>

インフラ領域の​技術を​即戦力と​して​生かす

インフラの​技術で​即戦力に

前職では、さまざまな業種の企業や官公庁などのインフラ領域のシステムを中心に、ネットワークやサーバーの構築を担当していました。その後、ライフスタイルの変化に伴ってSky株式会社へ転職。前職の経験を生かし、即戦力としてプレーヤーの業務に携わり、次第にマネージャーのポジションを担うようになりました。案件に関わるなかでSky株式会社ならではだと感じたのは、品質管理のプロセスやルールが明確化されている点です。例えば、上長に対してレビューする機会が設けられており、現状をしっかり共有できます。ダブルチェックやアサインの調整などもアドバイスしてもらえるため、責任が自分だけに重くのしかかることはありませんでした。

周囲の​プロフェッショナルに​助けられた

徐々に大きな案件でのマネージャーを任せてもらえるようになり、工事や調達、管理といった各部門を合わせた約20人と関わることもありました。プレーヤーとして「このリスクがある場合は、どの上長に相談すればよいか」といった勘所を身につけられたからこそ、チームの中心に立って動けましたし、やりがいも感じられました。また、レベルの高い各分野のプロフェッショナルにはかなり助けられました。困ったときに、工事や運用保守の責任者や自社商品を扱う専任のSEなどに相談しやすい環境がありました。法律や契約面の懸念は法務の担当に、導入後の視点は運用保守の担当に尋ねる、といったように連携することで、お客様により満足いただけるような設計・提案ができたと思います。

自ら手を​挙げ、​営業と​エンジニアを​つなぐ​架け橋に

商売の​視点を​持つ

2025年春から、SI部内でかねてより希望していたプリセールスエンジニアの役割を担うようになりました。SI部は2023年度にできた新設部署で、自社商品を開発するメーカーとしての経験やノウハウを基に、お客様のDX推進やITインフラ整備などをSIerとして支援しています。Sky株式会社は現状、自社パッケージ商品の印象が強いため、今は社外の方に対してSI事業を根づかせる活動に力を入れています。具体的には、営業担当者と同行してお客様の課題をヒアリングし、ITでどう解決できるのかを考え、提案しています。このほか、セキュリティに関するチラシの作成、ウェビナー講演などの訴求活動も行っています。これらを通じて営業担当者と関わる場面が格段に増え、営業が重視する成績や数字といった商売目線、SEが重視する安定したシステム構築のどちらも両立できるような視点を持って業務に取り組めるようになりました。

顧客の​全体​最適を​目指す

最近は、お客様にヒアリングするなかで浮かび上がる課題を解決するために、「今はまだ自社で取り扱っていないけれど、お客様のニーズがある」と感じる他社製品について、社内で提案してアライアンス契約を結ぶところまでを主導でやらせてもらっています。マネージャーと比べてさらに上流から携われるので、より自分の理想としているシステムづくりに近づいているという実感があります。今後、自社で取り扱える製品はさらに増え、Sky株式会社はSIerとして成長していけるはずです。また、最近は幅広い分野のソフトウェア開発に携わるクライアント・システム開発事業部の方がSI部の一員となりました。自社商品だけでは解決できない課題に対し、新たなサービスを開発して解決するといったことができるようになり、提案の幅が広がっています。

Sky株式会社を​セキュリティの​プロ集団へ

SI事業といってもさまざまありますが、やはりSky株式会社のクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」のブランド力を生かし、セキュリティ分野に力を入れていきたいです。昨今、セキュリティといえば、「何も信頼しない」という前提に基づく概念「ゼロトラスト」や、社内のIT資産を日頃から管理し、サイバー攻撃を防げる健全な状態を保つ取り組み「サイバーハイジーン(衛生管理)」といったキーワードが話題となっています。これらの肝となるのが、IDaaSやSASEです。Sky株式会社では、IDaaSであればEntra ID、GMOトラスト・ログイン、Okta、SASEであればZscaler、Prisma Accessといったメジャーな製品を取り扱えるため、エンジニアとして腕を磨きやすい環境であり、SIerとして強みとなる部分でもあります。

国内外問わずサイバー攻撃が深刻化するなか、サイバーハイジーンの考え方を基に、業界を問わずどの企業・組織にも「しっかりとセキュリティ対策をしてもらいたい」と常々思っており、この気持ちが何よりも仕事のモチベーションになっています。これまでSky株式会社のSI事業は公共案件が中心でしたが、これからは民需案件を拡大していこうとしています。会社として、企業・組織のセキュリティ環境をリードしていけるプロフェッショナルな集団にならなければならないと感じています。

高め合える​仲間と​共に、​これからの​組織を​つくる

Sky株式会社の特長として、挑戦を後押しする文化があります。新設部署のSI部では特にその傾向が強く、自分が興味のある分野をしっかり周囲にアピールしておくと、関連する仕事や相談が舞い込んでくると感じています。社内ブログや社内SNSといったコミュニケーションプラットフォームを使って伝え続ければ、私が自ら望んで今の立場になったように、希望する立場で仕事できるチャンスが必ず訪れるはずです。もちろん、マネジメントではなく技術を追求していきたい人は、その道の選択肢もあります。実際、仲間と積極的に会話したり資格習得に励んだりと、アクティブに仕事に取り組んでいる若手も多く、一緒に高め合える関係性が築けていると感じます。

マネジメントの役割を目指す場合は、技術的な知見だけでなく、顧客視点での思考を持つことが大変重要です。お客様にとって、セキュリティ対策は投資にあたります。たとえ現時点で技術面の経験が少なくても、「お客様がもうかるためには」「社会をより良くするには」といった上位レイヤーの視点を持つと同時に、そこへ面白みを感じられるのであれば、マネジメント層として十分に活躍できると思います。改善意識が強いSky株式会社には、自分でこうしたい、これから変えていきたいと思える人にとって、魅力的な環境がそろっています。それぞれが正しいと思う意見をぶつけ合いながら、これからの新しい組織を一緒に作り上げていきましょう。

キャリアパス

前職

独立系SIerに4年間務め、インフラ領域のシステムを中心に、ネットワークやサーバー構築などを担当。Exchangeによるメール基盤やVDIシステムを含む仮想基盤の導入を経験。

入社

2018年5月にSky株式会社に入社。教育委員会や私立高校といった文教市場におけるシステム提案から導入に従事。

現在

2024年4月に係長に昇格。現在は主にプリセールスエンジニアとして、営業担当者とともにお客様の課題をヒアリングし、解決策の提案などを行う。

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