コロナ禍における「新しい働き方」を支えたものとは

自社パッケージ商品営業

コロナ禍における「新しい働き方」を支えたものとは

新型コロナウイルス感染症の拡大により発出された緊急事態宣言。テレワークの普及やWeb会議システムの活用が一気に進み、あらゆる組織で働き方が変わっていくなかで、Sky株式会社は、この状況にどのように対応したのか。さまざまなツールを駆使する「新しい働き方」の確立は、「ALL Sky」がベースにあるからこそ実現したといえます。その各部署の取り組みから、仲間との絆の強さが見えました。

  • ICTソリューション事業部 営業部次長

仕事の​密度が​増した​ことで
弊社の​強みが​際立ったと​思います

Web会議システムが​使えない​お客様との​新しい​商談スタイル

緊急事態宣言が発出された直後は、訪問を控えていただきたいという取引先が多くなりました。それでも、お付き合いがある販売会社様などの民間企業との打ち合わせはWeb会議システムなどを活用することで、大きな支障はありませんでした。

しかし、自治体や教育委員会などのお客様への営業活動には難しさがありました。セキュリティ対策としてインターネットが分離されている環境のため、Web会議システムが利用できないお客様が多かったのです。感覚的には約9割が利用できなかったのではないでしょうか。そのため、商談の日程を変更するなどの対応が多くなりました。

ただ、昨年末からスタートした「GIGAスクール構想」の実現に向けたICT環境整備事業(以下、GIGAスクール案件)が前倒しで実施されることになり、お客様も早急に整備を進めなくてはなりません。まずは、県内企業のみ訪問可となり、徐々に緩和されるようになっていくなかで、弊社は全国に拠点があることが功を奏し、比較的早い時期から訪問を許されるケースが増えてきました。

今は、営業担当者が1名で訪問し、ほかの関係者は営業担当者が持参したPCを使って、Web会議システムで商談に参加するというスタイルが主流になっています。こうした商談スタイルは大変そうに聞こえるかもしれませんが、地理的・時間的な制約がなくなったことで、弊社内でも特に知見のあるメンバーが、重要な商談に同席できる回数が大幅に増えるなど、むしろメリットの方が大きいというのがメンバー共通の認識です。仕事の密度が格段に高いこのスタイルは、きっと今後も継続していくことになるでしょう。

常に​仲間が​後ろに​控えている​安心感の​なかで​営業が​できる

もう一つ、弊社はコミュニケーションが活発な社風で、以前から情報共有ツールが充実していたことが強みになりました。中でも社内SNS「Skyなう」のトークルーム機能は、非常に役立ちました。GIGAスクール案件では、営業チーム別のルームやQ&Aルーム、入札決定報告ルームなど、テーマごとにトークルームが設置され、関係者に情報が展開されています。全国各地で営業案件が同時進行する状況で、1人が得た情報を即座に全営業メンバーに共有できる仕組みは、強力な武器になりました。

お客様のもとへ訪問しているときに受けた質問も、その場でトークルームに投げかけるとすぐに回答がもらえます。営業は1人で行動することが多い職種ですが、Sky株式会社では、自分の後ろに上司や先輩、他部署の仲間など多くの人が控えていると感じられる。これは、大きなアドバンテージだと思います。今後新たに入社される方にとっても、安心して挑戦していただける環境だといえるのではないでしょうか。

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