キャリア採用社員に聞く | エンジニアの仕事

キャリア採用社員に聞く | エンジニアの仕事

Sky株式会社の技術の中核を担う開発エンジニア。
キャリア採用入社社員に、転職を志した経緯や、日々の業務で感じるSky株式会社の特色などを伺いました。

  • クライアント・システム開発事業部 技術部 モバイルソリューショングループ課長代理

新しい​技術に​積極的なのは、
良い​意味で​危機感が​共有されているから

Sky株式会社を​志望された​理由を​教えてください

私は、前職でもモバイル関連のソフトウェア開発に携わっていたのですが、Sky株式会社の社員と一緒に仕事をしたこともありました。そのころから、Sky株式会社はお客様からの評価も高く、チームで仕事をするという社風のなかで、社員一人ひとりが高いレベルでスキルを発揮しているのを見ていて、私もこんな技術者になりたいと感じていました。

また、技術力もさることながら、横のつながりが強い社風にも魅力を感じました。例えば、あるプロジェクトに問題が起きたときも、プロジェクトの垣根を越えて全体でなんとか解決しようとしていて「困ってることがあれば、みんなで助けようよ」という雰囲気を感じました。一般的に、いったんプロジェクトに入ると、ある種閉じた世界の中で作業を進めるという感覚になりやすく、何か問題が起きても基本的にはプロジェクトメンバーで対処しようとするのが普通だと思います。

でもSky株式会社のチームは、別プロジェクトから応援メンバーを増員するなどして、解決に向けて一気に動いていました。その様子を目の当たりにして「すごい会社だな」と感じたのを覚えています。ですから転職を決断したとき、ほかの会社もいくつか検討したものの、初めからSky株式会社が本命だと考えていました。

入社前と​入社後で、​会社の​印象に​違いは​ありますか​?

外から見ている以上に「Skyなう」や「社内ブログ」などのコミュニケーションツールが活用されていることに驚きました。これらのツールを使えば、社員は会社のさまざまな情報を知ることができます。もちろん、機密情報や人事考課などの情報は見られませんが、現時点の業績に関する数字なども、役職に関係なくオープンになっています。

技術的な面からも、情報共有が進んでいることが重要だと感じています。ソフトウェア業界は、求められる技術のトレンドも日々変わっていくので、たとえ今はうまく回っていたとしても、この先も同じように安泰だとは言えません。

その危機感を、社員一人ひとりがしっかりと感じていて、全体でもちゃんと共有できていることが、Sky株式会社の強みの一つになっていると思います。新しい技術に対するアンテナを張っていて、すぐに取り入れて試してみようとする動きが、すごく活発です。また、そうした新しい技術を試した際の事例や調査内容が、社内ブログなどを通じて全体に情報展開され、ナレッジとして蓄積されており、普段から知識・技術の共有が図られています。

例えば、お客様から新しい案件のご相談をいただいたときに、知らないキーワードがあったとします。そんなときは、社内ブログを検索すると何らかの情報がヒットすることが多いです。新しい開発ツールであれば、その使い方だけではなく、どんな場面で役立ったのか、使いこなすための注意点なども紹介されていることが多いので、自分もすぐに取り入れることができます。

役職に​関係なく​勉強熱心な​人が​多く、
技術的な​相談が​できるので​心強いです

社内ブログなど​情報共有の​仕組みが、​技術力を​支えていると​いう​ことでしょうか?

確かにそうです。でも、それは社内の情報共有インフラが整っているだけでは成り立ちません。やはりSky株式会社の社員には勉強熱心な人が多いということが背景にあるんだと思います。

ある上司の話ですが、その方は技術もマネジメントも含めて総合的なスキルがとても高く、私もすごく尊敬していました。あるとき自宅に伺うと、ちょっとした本屋さんが開店できそうなぐらいの書籍があったんです。1,000冊以上あったんじゃないでしょうか。普段は、勉強している姿を少しも見せない方でしたので、すごく驚きました。上位役職になったとしても、常に新しい技術などを追いかけて勉強している方が多くて、マネジメントしかやらないといったタイプの人はいません。

技術力を持った上司がいてくれるおかげで、自分が行き詰まってしまいそうな場面でも、技術的な側面からの相談ができてすごく心強いです。仕様や設計をレビューしてもらうといったテクニカルなことはもちろん、必要となる技術や難易度に応じてメンバーのアサインを調整してもらいたいといった場面でも相談しやすいので、本当に助かります。

Sky株式会社では​「商売」と​いう​キーワードを​大切に​していますが、​それを​技術者と​しては​どう​捉えていますか​?

はい、Sky株式会社では近年は特に「商売」という言葉を大切にしています。私も、最初は技術力を求めて入社しましたが、お客様とやりとりするなかで、ビジネスとして進めていく視点が加わったことが、すごく大きな変化だと感じています。

やはり、これからは、ソフトウェア開発者も技術一本で生きていくのは難しいところもあると思います。もちろん、Sky株式会社には技術のスペシャリストを目指すキャリアパスもありますが、一人で仕事をするわけではないので、ある程度のマネジメント力も必要になってきます。そういう意味で、Sky株式会社は総合的にスキルアップしやすい会社だと思います。

一般的に技術者は、技術一本で寡黙な人か、プリセールス寄りでとても上手に話す人か、どちらかにタイプが分けられる印象があります。しかし、Sky株式会社の社員は技術的なバックグラウンドをしっかり持ちつつ、商売に対する意識もしっかり持っている人が多いと実感しています。ただ、最初からそういうタイプの人ばかり入社しているのかと言えば、そういうわけではないと思います。何かしらSky株式会社に興味を持って入社した後、経験を積みながら、商売の視点を身につけた人が多いのではないでしょうか。

やはり商売の視点が身につくと、お客様に満足していただくことを大前提にして、そのなかでどうやって自分たちの利益を生み出すかを考えるようになります。私たちのように、社外に出ている人間であれば「自分たちのチームを、どうやって大きくしていくのか」といったアプローチが必要になります。それは、お客様とWin-Winの関係でなければ破綻してしまうので、良好な関係を保ちつつ主体的な提案を行うことでチームを大きくしていくことに、仕事としての面白みがあるんじゃないかと思います。

お客様との​Win-Winの​関係を​保ちながら、​技術者だから​できる​提案が​あると​いう​ことでしょうか?

自分たちがセールスして回るということではなく、一番大切なのは、やはりお客様との関係づくりだと思います。まず、日々のコミュニケーションでしっかりと人間関係を築くこと。そして、信頼してもらえるようになって「こいつに任せてみよう」と感じていただかないと始まりません。そのためには、要求される品質とスケジュールに応えられる技術が必要になります。しっかりとした人間関係、信頼関係が構築されてこそ、初めて次のステップに行けるんだと思います。

これからは、iOSもAndroidも成熟期に差し掛かってくると思います。現在のクラウドとの連携が発展して、家電との連携などが活発になればIoTに関する技術・知識が必要になります。常に新しい技術を吸収しながら、商売の視点で提案を行っていけたらと思っています。

その結果として、自分たちがかかわれる範囲が広がってチームが大きくなることが、現在の私の目標でもあります。そして自分のチームだけではなく、私が所属しているモバイルソリューショングループ全体が大きくなり、今以上に会社全体の業績に貢献できるようになっていけたらいいなと思っています。

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